緊急電話

英国の緊急電話番号は999。相手が出たら、必要な救援(警察police、救急車ambulance、消防隊fire、沿岸警備隊coast guard)と、救援を要する場所を伝えます。緊急ではない場合に使う番号として、警察につながる101 があります。車の盗難、住居破損、違法薬物の使用や売買の目撃、規模が小さい交通事故、地域の犯罪に関する情報提供や相談事がある場合に使います。

警察への届け出

事故や犯罪に巻き込まれたり、クレジットカードやキャッシュカード、パスポートなどの盗難に遭ったり不正使用された場合は、警察に届け出てリファレンス番号を発行してもらいます。この番号は盗難・紛失証明になり、保険の請求やパスポートの再発行などには必須。クレームフォームに、いつ、どこで、何が起こったか、被害者と届け出人の姓名・住所・電話番号・生年月日・職業などの詳細を記入します。届け出は、オンラインで行うか、最寄りの警察署に出向きましょう。

カードの盗難や不正使用は、警察に伝えると同時に、直ちに電話かアプリを使うなどして銀行に伝えます。カードと暗証番号はキャンセルされ、約1週間ほどで新しいカードと暗証番号が送られてきます。銀行に連絡する前にカードを不正利用されると、支払い義務が生じるケースもあります。銀行やカード会社の紛失時の緊急連絡先は身近に控えておきましょう。ただし、明らかに第三者に不正使用されたことがわかる場合、所定の手続きの後で銀行から直接被害額が返金されることもあります。

通訳の手配

英語に自信がない場合には警察で通訳を手配してくれますが、軽犯罪であれば英語のできる知人に同行を頼んだ方が手続きがスムーズでしょう。

パスポート発行の手続き

パスポートの盗難に遭ったら、まずオンラインあるいは最寄りの警察に出頭して届け出を行い

① リファレンス番号の入手
② 写真 2
③  6 カ月以内に発行された戸籍謄本原本1 通または戸籍電子証明書提供用識別符号
④ 英国で有効な滞在許可証を持参の上、大使館または総領事館にて、紛失の届出およびパスポート発給の申請を行います。まずは大使館または総領事館に一報するようにしてください。なお、パスポートを盗難以外の理由で紛失した場合には、警察からリファレンス番号は発行されません。

至急日本に帰国する必要がある場合には、「帰国のための渡航書」の発給を受けることもできます。必要書類は、上記パスポート発給に必要な書類①~④に加えて、⑤搭乗機の予約がわかる書類(E チケットなど)です。③の戸籍謄本に代えて本籍が記載された住民票でも差し支えありません。ただし、週休日を含む休館日に発給は行っていません。なお、手続き後は、紛失・盗難したパスポートは失効し、後日見つかった場合でも使用することはできません。

空き巣・泥棒

空き巣に盗まれたものが返ってくる可能性は残念ながらほとんどありませんが、家財保険をクレームする際に被害内容を明確にしておく必要がありますので、警察に被害届を出すことが大切です。