日本代表キャプテン・遠藤航が所属するリバプールが、4月27日トッテナムに5-1で快勝、2位アーセナルに10ポイント以上の差をつけリーグ優勝を果たした。

昨夏、ユルゲン・クロップの後任という、一見羨ましくない任務を引き受けた46歳のアルネ・スロット監督にとっては、デビューシーズンでの優勝で、これはクラブ史上初の人物となる。

またリバプールにとっては20回目のリーグタイトルとなるが、これはかつてのライバルであるマンチェスター・ユナイテッドと肩を並べる、史上最多タイの大記録となる。

5年ぶり2度目のリーグタイトルとなるリバプール。前回はコロナ禍における無観客での優勝だったが、今回は大歓喜のサポーターの前での優勝となり、パレードも盛大に行われる予定だ。

この優勝に対し、かつてのライバルだった元マンチェスター・ユナイテッドに所属していたレジェンド、ガリー・ネビルも、正直に負けを認めている。

「正直、彼らは偉業を成し遂げたと思う。シーズン開幕当初、リバプールファンでリーグ優勝を期待していた人はほとんどいなかった。ましてや、他の誰もリバプールが優勝するなんて考えもしなかったと思う。

オールド・トラッフォードには衝撃が走るだろうね。既に偉大なフットボールクラブだったリバプールがさらに先に行ってしまったのは、胸が張り裂ける思いだ」

今季優勝したリバプールと、15位名門マンチェスター・ユナイテッドの差は40ポイント以上となっている。